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2014/07/30

地方大会から

地方大会も大詰めになってきました。神奈川では、横浜高校対東海大相模が準決勝で対戦しました。平日にもかかわらず、多くのファンが球場にかけつけます。ベイスターズの試合より多いのではと思われるほどの観客です。東海大相模が勝利を収めました。

 

 愛媛大会決勝では、県下NO1の進学校、松山東高校が、決勝まで勝ち進みました。戦前は、甲子園出場もあり、戦後一時期、松山商業と統合されていた時期もあります。スタンドには、沢山のOBが駆けつけていましたが、小松高校に敗れてしまいました。小松高校は、愛媛以外の人は、よほど通な高校野球ファンでないと名前すら知らない学校です。ただ、監督が、宇佐美監督。今治西高校を何度も甲子園に導いた監督です。今治西のOBが、愛媛県、いや、四国全体で、数多く監督をしています。すごいネットワークだと思います。

 

 静岡では、静岡高校対掛川西の公立名門高校の決勝戦になります。スタンドの熱気は大変なことになりそうです。大阪大会。PL学園が、ついに決勝まで勝ち進みました。去年の夏は、予選出場は辞退しています。試合をできる喜びを感じながら、1戦、1戦、戦ってきたのでしょう。全力疾走で、守備位置について、その場で一礼する姿、心に響きました。今日は、大阪桐蔭と戦います。大阪桐蔭。選手の体つきが、プロ野球選手のようです。監督の体つきもすごいですが。何とか、PL魂を見せてもらいたいと思います。知り合いの人も、「仕事やけれど、ほんまは、PL応援に行きたいなあ!」と語っていました。その気持ち、よくわかります。

 

 二松学舎高校。ついにやりました。決勝に進むこと、過去10回。ことごとく敗れてきました。選抜で準優勝した時のエースが監督です。昨日は、王者、帝京高校を、延長戦で、最後は、1年生バッテリーで締めくくりました。この学校は、夏目漱石の小説の中にも出てくる、漢文を勉強するには、一番の学校です。

 

 愛知大会は、中京、東邦、それに、公立進学校の豊田西、それに、栄徳高校がベスト4です。栄徳は、あまり聞いたことがない学校です。どんな学校なのか。また興味がわいてきました。春日丘は、豊田西に敗れました。愛知は、「はるひがおか」と読みます。大阪は、「かすがおか」高校。今年は、早く負けてしまいましたが、神前監督の情熱が、生徒達全員に浸透している学校です。机の前に張ってある、その名刺を見ると、お会いして、お話をさせていただいた時のことがよみがえってきます。高校野球は、甲子園を目指す、その過程の中にあります。その中で、何を感じ取り、何を掴み取っていくのか、それがそのあとの人生をどのように形成していくのか。それが高校野球です。野球がうまい、下手、そんなのは、ほんの一瞬のことなのです。

2014/07/29

大阪の高校野球

 高校野球の地方大会もいよいよ大詰めになってきました。愛知県代表が最後に決まることになっています。

 

 大阪大会の予選を見に行くと、和歌山大会とはまた違った感じがしていいですね。応援が心にしみます。和歌山のように、ブラスバンドの応援は、禁止されています。ですから、控えの部員達が、応援団を作って、ひたすら「声」を出して応援するのです。

 

 日曜日に見に行った試合では、浪商高校の応援では、普通のユニフォームの選手たちに交じって、最前列に、黒いユニフォームの選手が、大きな声をあげていました。3年生部員です。応援のために新しくユニフォームを作ったそうです。彼らにとっては、「晴れ着」です。背番号と同じ意味があるのです。

 

 無死で走者が一塁に出ます。送りバントの状況になると、スタントから、「しごと、しごと~」という歌が、どのチームからも聞こえてきます。これは、送りバントの仕事をきちんとしてくれ!という気持ちを表したものです。和歌山の野球では、考えられないことですが、また違った野球部を見ると言うか、大げさの言葉でいえば、「野球文化」の違いがあるのです。

 

 大阪の高校野球を見ていると、「男」の世界だなというのを感じます。応援の控え選手たちは、かなりの時間を、その応援歌の練習に割いているのではと思うほど、一致団結しています。グラウンドで、ひたすら声を出す、それも大阪の野球です。

 

 ブラスバンドやチアリーダーの応援は、近畿大会や甲子園に行って初めて実現するのです。正に晴れ舞台ですね。和歌山は、一つの球場を使って、大会を運営しますから、昔から、テレビもラジオも1回戦から完全生中継。夜には、ハイライトニュースまであります。今は、ネットで、各試合のダイジェストも簡単に見られます。もちろん、全国で和歌山県だけ。非常に恵まれた状況だと改めて思います。

 

 敗れた学校は、もう秋に向かってチームが発信しています。「秋」といっても、8月の終わりから新人戦が始まります。1年生は、一番厳しい、辛い練習の夏になりますが、これを乗り越えて、野球部員になるのです。頑張れ!

2014/07/28

高校野球三昧

 昨日のブログには、1100を超える沢山のアクセスをいただきありがとうございます。受験の話以外で、4けたに行くのは、初めてかもしれません。それだけ、智辯和歌山の決勝戦での敗退が、衝撃的だったということかもしれません。21回目で、初めてのことですから。

 

 昨日は、大阪の準々決勝を見に、舞洲ベースボールスタジアムに行ってきました。高校野球を愛する先輩とも後で合流しました。

 

 1試合目は、大阪桐蔭対上宮。久しぶりに上宮が上位に進出してきました。ユニフォームがなつかしかったです。上宮の投手の好投で、途中までは、互角の試合でしたが、少し球威がなくなると、さすがに、大阪桐蔭の打線は、見逃しません。鋭い打球を飛ばされるようになり、結局5対1で敗れました。大阪桐蔭の打線は、さすがに、昨日見た中でも、群を抜いていましt。それから、ショートのうまいこと。しかし上宮の健闘は立派でした。

 

 2試合目は、選抜準優勝の履正社高校。対するのは、公立の枚方津田高校。試合前のノックを見ると、かなり力に差があるのがわかります。しかし、枚方津田高校のエース。素晴らしい投球でした。真っすぐが、最後まで、きれていました。履正社のエースより、よかったと思います。さすがに、勝ち進んでくる学校には、それなりの理由があると思いました。この試合も、途中までは、2対1と接戦を演じていましたが、終盤に力の差が出てしまいました。ただ、枚方津田高校ベスト8進出、胸を張ってください。

 

 一番見たかった試合が、浪商対PL学園。大阪の、いや日本の高校野球界をリードしてきた2校が対戦します。浪商。スタンドの応援風景も、いまだに昭和30年代かと思われる感じが伝わってきます。年配の熱心なOBの声援も聞こえてきます。ああ、浪商だなと思いました。一方、PL学園。少し黄色がかったユニフォーム。あのユニフォームを見ると、サラリーマンをしていた時の先輩で、PLの野球部だった人が、「PLのユニフォームは、一番かっこいい!」といつも言っていたのを思い出します。

 

 PL学園の選手を見てみると、攻守交替のときに、一生懸命に、走っています。守備位置に着くと、帽子を取って、その場で1礼をします。監督が不在で、野球経験のない校長先生が、ベンチに入っていますが、ちゃんと大切なことは、受け継がれているのです。監督不在のPL学園もいいですね。このまま行くのも、新しい野球の形かもしれません。結局、2死から、最後の1打が出るかどうかで、大きく試合展開は、変わってしまいました。7回コールドで、PL学園が、準決勝進出。

 

 4試合目は見ずに、帰ってきましたが、朝から一日野球三昧でした。顔を、手も、足も、首もすっかり焼けてしまいましたが、楽しく高校野球を見られる。幸せだなあと思います。

2014/07/27

智辯和歌山決勝で敗れる!

 

昨日の和歌山大会決勝戦は、素晴らしい試合でした。智辯に先制されても2度も追いついた市立和歌山の粘りは、立派でした。何より、内外野の守備が堅かったです。ピンチを併殺打で切り抜けるのは、当たり前のプレーのようですが、緊迫した試合ではなかなかできません。それと両チームとも、送りバントを確実に決めていました。レベルの高い決勝戦でした。

 

 

何よりも、市立和歌山が、「智辯」のユニフォームを必要以上に怖がらなかったのがよかったと思います。初戦の桐蔭戦を除いては、大差で圧勝してきた智辯の打線に対して、インコースの球を有効に使っていました。どうしても、怖がって外ばかりの配球になると、狙い撃ちされてしまいます。

 

 11で迎えた、9回の裏の市立和歌山の攻撃。1死満塁のピンチになりましたが、智辯のエース、すぐに打者を追い込み、2者連続の三振で切り抜けました。さすがです。智辯の意地を見た気がしました。11回に2死から,智弁が2塁打で1点勝ち越しました。智辯和歌山は、和歌山大会の決勝に進むこと20回。一度も敗れていません。今年もその不敗神話の記録は続くのかと思いました。

 

 

 しかし、市立和歌山は、驚異の粘りを発揮します。2死から、エースでキャプテンに代打を送って勝負に出ました。その選手が、見事にセンター前ヒットを打って同点のランナーを迎え入れました。智辯のセンターが、一瞬、飛び込もうかと迷ったように見えました。しかし、1塁にもランナーがいたので、もしも打球をはじいたら、サヨナラのランナーを生還させることになるので、賢明な判断だったと思います。市立和歌山は、今まで、何度も智辯和歌山に跳ね返されてきました。ただ、若い監督さんに代わって2年目。確かに、流れが変わったような気がします。

 

 

 11回の表、バッテリーが交代した市立和歌山。特に投手は、今大会あまり投げていない2年生です。ここで智辯としてはもう少し、じっくり攻めたかったと思います。意外にあっさりと表も攻撃が終わったことが、裏のサヨナラに通じたのだと思います。

 

 

 最後のサヨナラの場面を見て、おかしいなと感じたことが3つあります。まず1つは、サヨナラの打球が、外野を抜けていった時に、外野手が、ボールを追いかけなかったことです。2つ目は、投手が、悔しさのあまり、グラブをマウンドにたたきつけたことです。プロ野球の世界なら、サヨナラの打球が抜けていけば、追いかけません。また、ベンチにグラブを投げつける投手の姿も、テレビで映し出されることもあります。ただ、プロの選手は、独立自営業者。すべての責任を自分で背負います。学生野球では、やはり、自分の体の分身であるグラブを投げつけるのは、いけません。また、最後までボールを追いかけて、整列した時に審判の所に持っていかねばなりません。それで、試合が終わるのです。最後まできちんとした、負けても潔しという態度を取ること、それもとても大切なことなのです。

 

高校野球の審判は、全くのボランティアです。プロ野球では、それでお金をもらっているプロの審判です。ですから、高校野球では、審判に対する抗議も基本的に認められていませんし、最大の敬意を表するのが当たり前です。

 

 

 甲子園の試合でも、サヨナラ負けをしたチームの選手は、そのボールを、整列した時に、たとえ泣きながらでも、審判に手渡すのです。ところが昨日は、最後に列についた選手が、ウイニングボールを審判に転がしました。そんなことは絶対にあり得ないことなのです。転がったボールを拾い上げた球審は、そっとそのボールを市立和歌山の主将に手渡しました。これが3つ目です。

 

 

 こういうことは、選手個人の問題ではなくて、指導者が何を大切だと考えて、日頃から生徒たちに指導しているかということです。そういうことを、教えられることなく、卒業していく生徒達が、可哀そうでなりません。昨年は、3回戦で負け。今年は、智辯和歌山が絶対的な本命だと言われていましたが、まさかの決勝戦で敗れました。決勝で、智辯和歌山を破らない限り、和歌山の高校野球は変わらないと言われ続けていたことが、起こったのです。来年の夏、野球の技術だけでなく、そのマナーも、さすがだなと称賛されるチームになって、紀三井寺に智辯和歌山が戻ってくるのを、楽しみにしています。

 

 

 優勝した市立和歌山。監督の胴上げが始まりました。そのあと、次に胴上げされたのが、ベンチに、記録員として入っていたマネージャーの3年生です。彼は、選手の道をあきらめて、選手を支える方に回った生徒です。ベンチに入れなかったすべての部員を代表しての胴上げでもあったのでしょう。そんな生徒が、2番目に胴上げされる。いいチームです。このチームが、和歌山の高校野球の歴史を変えてくれました。甲子園での思い切ったプレーを楽しみにしています。

 

2014/07/26

野球部基礎クラス始まる!

 今日は、朝の10時から、野球部を引退した選手たちのための基礎英語の授業を行います。和歌山大会の決勝の日に、野球と決別をして、受験生活に入る。ちょうどいい日だと思います。

 

 できなくてもいいです。野球をずっとやってきたのですから、普通はできないので当たり前です。ただ1つ。一生懸命になってやってもらいたいのです。懸命になってやってみて、力の限り頑張ってみて、何かを手に入れてもらいたいのです。それは野球も同じです。ただ、野球がうまい、下手だけでなく、もっと大切なものが高校野球にはありますよね。それと同じで、受験勉強にも、勉強ができる、できないよりももっと大切なものがあります。

 

 今まで、野球に打ち込んできた時間と情熱を、勉強に注いで下さい。いくら長くても7ヶ月間です。この7ヶ月を勉強に打ち込んで下さい。しっかりと目標を定めて、合格通知を掴めるように、自分でプランニングをして行くのです。努力は必ず、報われます。野球では、いくらバットを振っても、150KMのボールを投げられると、打てませんが、受験勉強は、自分との戦いです。昨日の自分より、少しでもできるようになるこ。簡単な問題を、確実にものにできること。それでいいのです。自分を信じて頑張って行きましょう。

 

2014/07/25

ここから受験勉強を始める野球部生へ

 青森大会決勝、県立の進学校青森高校が、八戸学院光星にあと一歩に迫りましたが、逆転はできませんでした。スタンドを埋め尽くした青森高校の生徒。相手の8安打を上回る14安打を放ちましたが、あと一歩、届きませんでした。しかし、甲子園で準優勝経験のある学校を相手に、その戦いぶりは、立派でした。いい試合をするのではなく、本気になって勝ちにいった結果だと思います。

 

 奈良大会では、畝傍高校が、奈良大付属を1対0で下して、ベスト4に進出。最近は、森本監督が勇退した郡山高校に代わって畝傍高校が、公立進学校の一番手の学校になってきたような気もします。

 

 大阪大会では、ベスト16に6校公立高校が残りました。中でも岸和田産業は、昨日は、強豪、東海大仰星高校と対戦。9回まで5対1で敗れていましたが、9回の裏に一挙5点を取っての大逆転でサヨナラ勝ちです。すごい試合ですね。東海大仰星は、投書を交代させることなく最後まで先発投手が投げ切りました。楽な試合展開だったので、準備していなかったのでしょうか。岸和田産業の選手達にとっては、一生忘れることのできない試合になりました。

 

 広島商業が、久しぶりにベスト4に進出しています。全国で唯一、私立高校が甲子園に出場していない徳島県では、私立の生光学園が、ベスト4に進出。この学校は、あと少しの所まで行くのですが、今までなかなか甲子園には届きませんでした。今年はどうでしょうか。

 

 昨日は、6時半から、野球部生のための説明会を行いました。星林7名、那賀2名、耐久1名の新しい生徒が来てくれていました。30分話をしました。

 

 野球もできて、進学もさせてくれて、これを当たり前のことだと思ってはいけません。今まで野球に打ち込んできた、時間と情熱をこれからは勉強に懸けてみましょう。勉強は、「走らなくてもいい。座ってできる。涼しい所でできる。怒られることもない・・・・・・」野球と比べてみれば、楽勝です。今度は自分との戦いになります。これから先の70年の人生を決める、最初の一歩が、大学受験です。自分の人生を、自分の手で切り拓いていくのが、受験です。自分で限界を作ってしまわずに、どこまでも自分を信じて、目標に向かって突き進んでもらいたいです。

2014/07/24

さあ、ここから受験に切り替えて!

各地方大会も終盤にさし迫ると、均衡した試合が多くなってきます。大阪大会では、前評判では、一番優勝に近いと言われる履正社が苦戦。公立のかつては甲子園出場経験のある八尾高校に、7回終了まで2対1で負けていました。8回の裏にやっと2点を取って勝ち越し。次に進む権利を得ました。八尾高校、すごいですね。公立の進学校です。こんな試合を見に行きたいなあ。

 

 兵庫県を代表する、報徳学園、東洋大姫路の2校が、昨日そろって敗れてしまいました。報徳学園は、公立の強豪校である社高校に、先行されて、7回に4点を取って追いつきましたが、延長戦の末敗れました。東洋大姫路は、昨年の秋、近畿大会に出場した、三田松聖高校に、初回に1点を取られて、そのまま逃げ切られてしまいました。ともにベスト8進出を逃してしまいました。ベスト8には、市立西宮、社、加古川北、明石商業の公立高校が4校残っています。ここ数年の兵庫県の公立高校の勢いは、すごいものがあります。いい指導者の元に選手が集まってきます。公立でも夢はかなうんだとはっきりとした意識を持った選手が集まり、本気になって甲子園を目指して練習している結果だと思います。

 

 和歌山大会は、昨日、市立和歌山、紀央館高校が、勝ちあがってベスト4に進出しました。智辯和歌山、和歌山商業の4校で、頂点を争います。畿央館の監督のインタビュ―、やはりよかったです。独特の味があります。向陽、田辺高校は、残念でした。ここからバットを鉛筆に持ち替えて、受験の戦いが始まります。野球で身に付けた集中力と体力で、とにかく力の限り勉強をしましょう。

 昨日は星林や、耐久高校の野球部の選手達から電話をいただきました。今日の7時から授業を始めます。楽しみです。野球のことを思えば、受験の方が、努力が必ず結果になって直結します。あなたが勉強するのを誰も邪魔をする人はいません。自分との戦いです。これから先の70年間の人生をかけた戦いなのです。頑張りましょう。

2014/07/23

和歌山大会 準々決勝

 昨年度代表の箕島高校が、和歌山商業に負けました。先日の和歌山東高校との試合を見に行った時、さすがに箕島は粘りがあると思ったのですが、5回に一気に5点取られてしまったのが、最後まで大きく響きました。和歌山商業は、秋、春と公式戦では勝てなかったチームです。それもコールドで負けていたのですが、この夏は、快進撃です。やはり、夏の大会で、1勝をあげると、選手の力が大きく伸びるような気がします。自信に充ち溢れてプレーしているようでした。

 

 ある学校の試合が終わった後の応援スタンドは、すごくきれいで、保護者の方が各自ゴミ袋を持って、スタンドを後にするそうです。大会の運営をしている人が見ても、感心する学校があります。その一方で、その学校の試合が終わった後は、ごみが散乱していたり、通路の所にたばこの吸い殻がいっぱい落ちている学校もあるそうです。高校野球は、グラウンドでプレーをする選手だけでなくて、応援する人たちも1つにならないと勝てないような気がします。

 

 今日は、市立和歌山対向陽、紀央館対田辺高校の準々決勝2試合が行われます。夏に勝ち上がるのは大変なことですが、選手たちにとっては、大きな自信になります。

 

 紀央館高校の監督さんのインタビューをテレビで見ました。若い指導者なのに、非常に肩の力が抜けていて、文科系のクラブの顧問の先生のような印象を受けました。いいですね。新しいタイプの指導者だと思いました。あのインタビューを聞くと、この人のもとで野球をやりたいという選手が必ず出てくると思います。

 

 田辺高校。派手さはありませんが、さすがにきちんとした野球をやります。田辺の選手を見ていると、つい、同じユニフォームの母校桐蔭の姿とかぶってしまいます。あの早稲田カラーのユニフォームは、力強さは感じられませんが、何となく、どこまでも粘り強い野球をしてくるような気がします。

 

 市立和歌山高校。あの緑色の昔からのユニフォーム。伝統を感じます。選手の層も厚く、ベンチ入りのメンバーに選ばれるまでの競争が、厳しいと思います。日陰が全くできない市高のグラウンドで、一生懸命に練習を積んできた選手たちです。

 

 向陽高校。今年夏の大会で、和歌山商業と並んで、いちばん元気が良くて、勢いのあるチームです。一戦ごとに選手たちは、うまくなってます。鋭い打球が飛ぶようになり、自信を持って次の塁を狙って走り、しっかりと前に出てボールを取っています。失うものは何もありません。戦いが終わった時は、自分の体に全く力が残っていないような、そんな集中力で、今日、戦ったもらいたいです。 

2014/07/22

向陽対高野山高校 ベスト8をかけて

 昨日は、予備校生の授業がお休みだったので、朝から、紀三井寺球場に行ってきました。向陽高校対シード校の高野山高校の試合です。向陽のベンチ入りメンバーの半分以上が、塾の生徒です。

 

 シード校の高野山。さすがに、いい選手がそろっています。先発したエース。切れのある球を投げます。昨日は、3人投手が出てきましたが、最後に投げた投手は、背も高く、いい球を投げていました。兵庫県から高野山にやってきている選手です。上に進んで、更に鍛えれば、もっといい投手になる素質を感じました。

 

 向陽高校の打線が、昨日はすごかったです。こんなに打ったことは、今までなかったんじゃないかと思うほど、シャープに振り切ります。鋭い打球が、飛んでいきました。応援団と正に一体になって試合を進めている、そんな気がしました。

 

 高校野球を見に行った時に、途中で、相手側のスタンドにいてみることにしています。その学校の応援風景を、相手側からみると、すごくいいんです。昨日の向陽の応援スタンドは、本当に盛り上がっていました。

 

 昨日は、守備でも随所にいいプレーが見られました。外野、捕手。しっかりと守っていましたね。走塁では少し意識が、前に前にと行ってしまったので、結果的に、アウトになってしまいましたが、あの試合の中で、積極的に次の塁を狙うという気持ちが、出ていて、僕はよかったと思います。

 

 先発投手がよく頑張りました。毎回塁にランナーを背負いながら、よく耐えて、我慢のピッチングをしました。素晴らしい投球をしている投手が、急に崩れて、得点を許すということがありますが、ランナーが出てから、どれだけ粘れるか、それこそ投手に一番大切な要素だと思います。

 

 シード校の高野山高校。今年のチームは、一味違った感じがしました。監督さんが変わって、智辯和歌山出身の若い監督さんになりました。今までのチームは、力があるのですが、少し雑な感じがする所がありました。しかし、昨日の試合を見ると、「ひたむきさ」を感じられました。高野山高校は、これからさらに強くなってくるそんな予感がしました。

 

 やはり、高校野球は、指導者で変わります。堀内イズムが、向陽のナインに浸透してきました。誰が速い球を投げるとか、遠くまでボールを飛ばせるとか、高校野球は、そんなことでは勝利は決まりません。ベンチに入っている選手、スタンドで応援する選手、応援にやってきてくれた在校生やOB、みんなが一体になった時に、一番いいチームになります。ベスト8に出そろった高校は、どこも向陽より、前評判も高くて、いい選手がそろったところばかりです。だからこそ余計に、向陽の力が十分に発揮できるような気がします。次の試合も楽しみになってきました。

2014/07/21

地方大会の結果から⑥

 群馬県では、昨年の夏の甲子園の覇者、前橋育英高校が、3回戦で健大高崎に2対6で敗れました。6回まで被安打2に抑えていたエースは、7回2死走者なしから、一気に6点取られてしまっての敗北。群馬県は、この2校に加えて、桐生第一、東京農大二高など、甲子園でも上位に進出できる力のある私学が、競い合っています。なかなかレベルの高いところですね。

 

 千葉大会4回戦では、県立船橋高校が、東海大浦安に3対5と接戦を演じました。大分大会では、準々決勝で、県下一番の進学校、大分上野ヶ丘高校が、強豪大分商業を5対0で破って、ベスト4に進出しています。

 

 東東京大会5回戦では、NO1と言われていた関東一高に、かつての強豪校、堀越が挑みました。延長戦で、8対7で関東一高が勝ちましたが、堀越が意地を見せた一戦でした。また、公立の雪谷高校が、日大豊山に11対0と快勝しています。雪谷高校は、智辯和歌山と同じユニフォームで、一度夏の甲子園に出場しています。その地域では、非常にソフトボールが盛んだったと記憶しています。甲子園に出た時の監督は、確か、野球の指導に専念するために、バーのマスターをしていました。

 

 同じく西東京も5回戦。王者日大三高は、かつて、高橋慶彦選手が、エースで4番で、出場した城西高校が甲子園に出た夏に、1度出場した、名門、佼成学園を8対4で下しています。国士舘は、明大中野八王子に完敗。国士舘高校は、選抜には出てくるのですが、夏はどうしても勝てません。

 

 和歌山大会では、秋、春と全く勝てなかった和歌山商業が、南部を破って、ベスト8進出。夏には何が起こるかわかりません。今日は、向陽がシード校の高野山高校に挑みます。好投手を擁する高野山に、勢いがある向陽がどこまで頑張れるか、楽しみです。